ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

 サン・アクト株式会社は京都で、環境や緑化だけでなく、
深く多様な衣食住空間をできる限り発信することを目指す企業です。
 そして、ベンチャー企業社長である、私自身が語る挑戦と苦闘の日々。また、妻と5人の子供達の歩み、私を応援していただいている様々な方へ私なりの思いをこのブログで発信を続けていきます。
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思い込み程、恐ろしいものはない




 毎年、年始に子供達は、自らのお小遣いを使って欲しいモノを買う。小遣いは小学生になった段階で妻が、毎月、渡す。

 小学6年の三男坊は、6年間、貯めていたお小遣いで欲しいモノを買った。換言すれば、三男坊は、小学1年から貰い続けていたお小遣いを一切、使わず、欲しいモノの金額がやっと6年間で蓄積されたため、買うことができた。

 しかし、長男は、売り場を見るだけで、「今日は買うのは、やめておく」と言った。

 高校一年の長男はiPod nanoかWalkmanを自らの小遣いで買いたいようだったが、両者の違いが分からず、その場では躊躇していた。

 そして、私も門外漢の分野なので様々なルートで、iPod nanoとWalkmanの違いを関係各位に聞いた。彼も友達に聞いた。

 私は、その結果を伝え、「どっちにするのか、早く決めて」と長男に対して言った。
 しかし、長男は黙ったままだった。

 そして、妻と日曜日に販売店で下見を行い、価格等の結果を伝えた。

 その結果をふまえ、長男にどうするかと聞いた。私は音楽をダウンロードし、通学途上で楽しみたいために、iPod nanoかWalkmanを長男は欲しいと思っていた。

 やっと、口を開いた長男。
 「お父ちゃん、英語のリスニングCDを通学途中に聞きたいから欲しい」と。

 私は、長男は、多くの学生各位が音楽を楽しむために機器を購入すると思っていた。そうではなく、勉強のために欲しいと思っていた長男。

 極めて大きな乖離があった。というよりも、正直に言って、自らの思い込みで長男を焦らせていた私が悪かった。

 長男の本心を確認し、iPod nanoではなく、先程、以下の機種を彼の小遣いで購入した。
 今、長男は心底、喜んでいると思う。

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2012.01.14 Saturday | 楽しいハプニング | comments(0) | trackbacks(0)

もっと謙虚に、起業を目指している方へ。

 昨今、多く若い方々が多様なアイデアを持ち、起業しようとされています。

 ただ、「起業」と「事業」は決定的に違います。

 「株式会社・・・」で法人格は取得できます。

 基本的には、法人格が無ければ、銀行も融資、いわゆる借金ができません。法人格取得は30万円程度の資金があれば、容易に可能となります。

 「事業」は上述した法人格を得て、借入もできる状態になってこそ、第三者が「会社として認め」、そして「貸すに値する」と見なすものです。

 起業することは容易です。

 しかし、事業として会社を継続させること、そして借入が可能な状態になって、やっと「起業した」と認識いただければと思います。

 Twitter、Facebookで起業する旨を発信されている方がおられたので極めて短文ですが、ご容赦を。

 最後になりますが、もっと第三者に対して謙虚で無ければ、「起業」は「事業」へと、変化しません。

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2011.12.24 Saturday | 経営的視点 | comments(0) | trackbacks(0)

第三事務所での久しぶりのブロガー各位との出会い、明日が楽しみだ。

宮崎地鶏 そのまんま 
(数年前の第三事務所でのブロガー各位との会合写真)

 明日の今頃もきっと宴は続いているだろう、宴が。
私にとって、第一事務所はもちろん私の会社。第二事務所は会社近くのファミレス。

 ファミレスが第二事務所とは異様だと思われる方もおられるかもしれないが、マニュアル化されているファミレスでも、「いつものを」と言えば、コーヒーが出てくる。店員各位は、私はいつもブラックで飲むため、シロップもクリームも何も無しでテーブルへ。
 混雑している場合でも優先的に個室を用意していただいている。

 そして、私にとっての第三事務所が、自宅近くの飲み屋。
 自宅近くには飲み屋が多数あり、いずれも第三事務所だった。

 しかし、今の第三事務所は、年末で閉店。
 5年間で100回以上、通ったところであり、かつ多様な方々と夜更けまで飲み明かした。

 今回のこのエントリはここまで。
 明日夜以降に、関係各位との出会い、宴の結果を報告することとします。

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2011.12.08 Thursday | ブロガーとの出会い | comments(0) | trackbacks(0)

私の人生を変えた青森県弘前市と弘前さくらまつり

 米国留学を終え、私はホテルマンになった。

  当時、全国に20店舗以上、展開していたホテルで私の祖父が「ビジネスホテル」という概念を導入したホテルチェーン。修行のため、横浜の某高級ホテルで身分を隠し、アルバイトとして働いた。
 しかし、突如として修行から約8ヶ月後、青森県の弘前市のホテルへ出向命令が出た。なぜ、青森かについては、このブログを長年、ご覧になっている方ならご理解いただけるため、詳細は記載しない。

 参考:「木村秋則氏:リンゴ・リンゴジュース

 ただ、夜に青森空港に到着し、弘前市内へ向かうバスの車窓から大雪の風景を見ながら思った。「米国でMBAを取得し、東京の新規オープンするホテルで働くために修行してきた期間になぜ青森、何だろうか」と。

 そして、初日から躓いた。いわゆる革靴は雪国では通用しない。小さなアパートの一室は既に弘前店の支配人が用意してくれていた。もちろん、自家用車まで用意してくれるはずも無い。
 アパートから近くの靴屋まで、注意しながら歩き(何度も転んだが)、やっと雪国用の靴を購入した。その後、滑らない靴を履き、生活必需品や車などを購入。

 その日から、ホテルマンでは無く「リンゴ農家」各位を対象とした「樹木の味方」という剪定後の切口の塗布剤を売るための営業の日々が続いた。
 ちなみに、「津軽弁」は英語よりも遥かに難しい。当初は農家の方が笑っていれば、こちらも笑い、怒っているようであれば、謝っていたが、一年間、土日関係無しに、農家の方々と触れ合うことで、ようやく「津軽弁」を理解することはできた。

 お陰様で、二年目には、それなりに営業の成果が現れ、少なからずとも多くの方々にご利用いただくまでになった。ある意味、見知らぬ地で、見知らぬ業界で、モノを売り歩いたこととなる。
 もちろん私もリンゴについて勉強したが、それよりも多くの方々に、多様なことを教えていただいたことが、結果として現れた。

 最も嬉しかったことは、弘前城、弘前公園のサクラの管理に我々の製品を利用いただいたこと。弘前市では、ゴールデンウィーク中に、サクラだけでなく、リンゴの花も満開となる。

 ゴールデンウィークで弘前公園のサクラを見る、いわゆる「弘前さくらまつり」は観光客数でいつも上位となる。そのため、2月から3月頃に、自衛隊の方々が3000本近い多種多様なサクラの剪定を行われる。高所作業になるためだ。

 その剪定切口に、我々の製品を塗布いただいている。

 専門的になるがサクラもリンゴもバラ科。剪定切口を塗布剤等で保護しなければ、切口から病原菌が容易に侵入し、腐っていく。従来は農薬を使われていたが、弘前公園の担当者の方が我々の製品を使うことを決められた。
 もちろん、利用いただくまでには様々な苦労があった。ただ、相手はサクラという嘘をつかない自然の一つ。何度か使っていただき、サクラが評価・実証してくれた。

 採用すると言われた際、若かった私は泣いた。

 そして、採用いただいた2年後だったと思う。私が属していた、祖父が築き上げたホテルチェーンが会社更生法を申請。その夜は、どのTVもトップニュースだった。生涯、忘れることの無い、テレビキャスターの声や画面。そして翌日の朝刊の一面。

 ただ、お陰様で、サクラや果樹の生育について数年間、書籍でなく現実を見続けたことで今の私の会社がある。
 人生とは不思議なもの。ただ、何事も手を抜かないことが最重要であることを、弘前市滞在中に学んだ。それだけでも今、思えば、ありがたい経験だったと思う。

 季節外れだが、私にとっては、忘れることのできない、想い出の弘前さくらまつりの動画をご覧いただければと思う。



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2011.11.10 Thursday | 私の人生 | comments(0) | trackbacks(0)

誕生日を間もなく迎えて思う大切なこと

私の人生

 来週の土曜日、10月29日は私の誕生日。実質、一週間後だ。

 ただ、何とも表現できない大きな違和感がある。ほぼ、平均年齢の半分を終え、人生の半分を経過したが何も残していないと思っている。

 お陰様で、5人の子供達を授かり、彼ら彼女らは元気に育っている。そして、妻には本当に感謝している。

 ただ、何か物足りない。

 我が人生で最も大きな分岐点は、親会社の倒産。

 当時は生まれたばかりの子供が二人いたが、直後に、2年間給料ゼロ。20代後半の頃だった。

 その後、何とかここまで踏ん張ってきた。だからこそ、今までの努力を形に残したい。誰かに評価いただき、喜ぶのではなく、自分自身が本当に心の奥底で「良くやったな」と思うことができるものを、残したい。

 しかしながら、現時点では「良くやったな」と言えるものが、まったく見えていない。

 いつか見えるのか、結果として見えるのか、あるいは「自分は見えていなくとも他人は見えているのか」。いずれにせよ今、見えていない。

 一度限りの、人生。

 最後には、満足できる結果を残したい。

 明日でも、一ヶ月後でも、十年後でも。

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2011.10.22 Saturday | 私の人生 | comments(0) | trackbacks(0)

木村秋則氏のリンゴ・リンゴジュース販売停止のお知らせ

 当社が10年近く運営してきました「木村秋則氏の公式通販サイト」は本日を持って閉鎖を致します。

 公式通販サイトで、本年9月14日付で以下のように記載しております。

重要なお知らせ
 木村秋則氏より、過去を支えてくれたお客様へのリンゴ販売を優先したいとの申し出があり、当サイトでは、木村氏のリンゴの販売を中止致します。
 何卒、ご容赦いただきますようお願い申し上げますと同時に、このサイトを今までご利用いただいた多くの皆様に心より御礼申し上げます。
 また、本件についてのお問い合わせにはお答えしかねますことをご了承いただきますようお願い申し上げます。
 最後になりますが、本サイトも今月9月30日をもちまして閉鎖致します。
 長い間、ご愛顧いただきましたことを改めて御礼申し上げます。
 
 私は、2006年11月17日付で「木村秋則氏の「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」出演に思う」という記事で既にこの状況を想定しておりましたが何とか2009年までは販売可能な状況となっておりました。
 下記に、一部分を、引用致しますが、全文は、「木村秋則氏の「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」出演に思う」をご一読いただければと存じます。

 木村氏の戦場は、各メディアの場でも講演会場でもありません。彼の戦場は、「彼が何十年にも渡り、農薬が無くてもリンゴが結実するように変化したリンゴの 木であり、リンゴ畑」なのです。彼の戦場で、彼だけが、リンゴや自然と向き合い、闘い続ける時間を減らすことの危険さを理解していただければと思います。 そうでなく、今の状況が続けば、「本末転倒」の時がやってこないとは言い切れません。
 最後になりますが、これからも末永く木村氏のリンゴ栽培を支えたく、できる限り、重複になりますが「彼の戦場であるリンゴ畑という舞台」で、できる限り、 毎日、闘う時間を確保することができるよう、これからは静かに応援していただければと僭越ではありますがお願いしたいと存じます。
 
 この気持ちだけは、2006年当時から今も、変わってはおりません。そして、「奇跡のリンゴ」が「幻のリンゴ」ならないことを心より願っております。
 この感情は、まったく無名だった木村秋則氏の夢を実現させるため、私が20代後半に数年間、青森県弘前市に滞在し、共に汗をかき、共に泣いた時代と変わりはありません。

 最後となりますが、何度も通販サイトにアクセスいただいた皆様、永年、通販サイトをご利用いただいた皆様、そして、最もお詫びしたい、木村秋則氏が著名になられる前からご購入いただいていたお客様。
 このような、多くの皆様に多大なるご迷惑をおかけいたしますことを、心より、お詫び申し上げますと共に、何卒、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

 いずれに致しましても、私個人としても、本当に、極めて残念、無念と思っております。

 本当に申し訳ありません。

 ご参考(私と木村氏との関係)は以下をご覧下さい:
 「木村秋則氏:リンゴ・リンゴジュース

 サン・アクト株式会社 代表取締役 小島愛一郎
2011.09.30 Friday | 木村秋則氏:リンゴ・リンゴジュース | - | trackbacks(0)
是非、ご一読下さい
リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)
リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46) (JUGEMレビュー »)
木村 秋則
無名時代の木村秋則氏を支え続けられた津軽出身の日経新聞工藤氏の監修。数ある書籍の中で最も良書の逸品です。
自然農法 わら一本の革命
自然農法 わら一本の革命 (JUGEMレビュー »)
福岡 正信
この書籍が無ければ木村氏は自然栽培を決断できなかった彼の原点。
無〈1〉神の革命
無〈1〉神の革命 (JUGEMレビュー »)
福岡 正信
この書籍も木村氏の原点です。是非とも、ご覧下さい。
自然農・栽培の手引き
自然農・栽培の手引き (JUGEMレビュー »)
鏡山悦子
家庭でもできる自然栽培。イラスト付きの情報満載の書籍。
自然農に生きる人たち―耕さなくてもいいんだよ
自然農に生きる人たち―耕さなくてもいいんだよ (JUGEMレビュー »)
新井 由己
木村氏と同様の挑戦者の苦闘を描いた書籍。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録 (JUGEMレビュー »)
石川 拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て 新訂版
からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て 新訂版 (JUGEMレビュー »)
大森 一慧
「食」に対し明確な答えを提言しているロングセラー書籍の新訂版。
Polynesian Spa [ポリネシアンスパ]
Polynesian Spa [ポリネシアンスパ] (JUGEMレビュー »)
Various Artists
多様なストレスを日々、感じる方々に極めておススメのDan Gibsonシリーズ。心の底から癒される作品です。
リーダーシップ・チャレンジ
リーダーシップ・チャレンジ (JUGEMレビュー »)
ジェームズ・M・クーゼス,James M.Kouzes,バリー・Z・ポズナー,Barry Z.Posner
私がMBA時代に最も印象に残った教科書の日本語版。経営に関係なく自己啓発本として本当に多くの方におススメです。
新規事業がうまくいかない理由
新規事業がうまくいかない理由 (JUGEMレビュー »)
坂本 桂一
数多い新規事展開に関す書籍の中で、抜群の内容を明示している必読の書籍。
成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語
成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語 (JUGEMレビュー »)
神田 昌典
企業それぞれの成長ステージにおける諸問題の解決策をビジネス書でなく読み物として描かれた数少ない逸品。
ティファニーのテーブルマナー
ティファニーのテーブルマナー (JUGEMレビュー »)
W.ホービング
私がホテルマン時代に上司からこれだけは読めと言われた、テーブルマナーを知る基本の書籍。
新365日空の旅―かけがえのない地球
新365日空の旅―かけがえのない地球 (JUGEMレビュー »)
ナタリー・シャヒーン
366日空の旅の続編。最新の世界の環境変化をご覧下さい。